大学では文明学科に在籍していました。「世界の文明から現代の課題を捉え、自ら考えていく力を養う」ことが学科の学びで、そこで鉄が人類にもたらした進化についても学び 、興味を持ったことが入社のきっかけです。古代では人類の劇的な進化を促した鉄が、数千年を経た今も人々に寄り添い生活を支えているなんて、壮大でロマンチックじゃないですか。鉄を商うことで、自分たちも歴史の一部として残っていけると思うと、毎日の仕事もわくわくしながら続けています。
入社後は、土木建材を扱う部署に配属され、私は主に鉄道関連の商品を扱っています。鉄道のレールには製造会社や規格、製造年などが刻印されているのですが、そこに自分が生まれるより前の年代を見ることもあります。それを見ると「ああ、これも歴史の一部なんだな」と感じます。自分が担当したもので言うと、最近の大きかったものは北陸新幹線です。当社は、防音パネルの工事に関わりました。多くの企業が 関わる大工事だったため苦労もたくさんありました。実際に工事に携わったわけではないですが、管理者として現場に入ることも多く、開業後に実際に新幹線が走っている姿を見たときは感慨深かったです。
河上金物は、社員の自由度が高い会社です。取り扱う商品が多くて覚えきれないというのは、入社した誰もが最 初に悩む部分で、私もはじめは上司やお客様の会話について行くことができませんでした。だから 勉強することは多いのですが、この会社には、勉強した 分を存分に発 揮できるステージがあります。たとえば、今まで取り扱いのなかった商品や分野についても、それが有用だと判断 すればチャレンジさせてくれますし、お客様にも同様のプレゼンをさせてもらえる。学んだこと、経験したことが目に見えるかたちで仕事に反映できるから「自分はなんのためにこの仕事をしているのか」を日々、 実感できるんです。それもまたロマンだと思いませんか。
当社は、仕事の進め方ややり方に関して、会社は社員に裁量を持たせてくれるので、お客様への提案も自由度が高い。その分、責任も大きくなるということです。加えて、現場で立ち会うことも多く、夏は暑いし、冬は寒い。親ほどに年の離れた職人と一緒に仕事をすることは大変なことも少なからずあります。それでもこの仕事をやっていてよかったと思えるのは、喜びも大きいからです。土木建築の仕事は「地図に残る」「歴史に残る」とよく表現されますが、本当にその通りです。大きな現場が完了した時の達成感はもう何物にも代えがたく感じます。
鉄鋼営業第一部
建築営業グループ
南 雄大
Yudai Minami
鉄鋼営業部第一部
製造営業グループ
長沼 伸哉
Shinya Naganuma
物流部物流グループ
北島誠
Makoto Kitajima
物流部物流グループ
平山 健太
Kenta Hirayama
鉄鋼営業第二部
土木営業グループ
北村卓夢
Takumu Kitamura
鉄鋼営業第一部
建築営業グループ
南 圭祐
Keisuke Minami
鉄鋼営業第二部
土木営業グループ
牛塚和希
Kazuki Ushiduka
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