2022年06月17日
2022年6月16日(木)に株式会社フクール主催の「FUKULLFAIRWORKPLACEDAYS2022」に参加しました。「ワークプレイス」をキーワードに仕事、会社、ハタラクについて考えるため、バーチャル、デジタル、リアルのワークプレイスゾーンが展示されていました。
特別イベントとして「ワークプレイスの未来をデザインする」をテーマにKOKUYO株式会社の佐藤氏と嶋倉氏の講演があり、KOKUYO東京品川オフィス及び東京ショールームである「THE CAMPUS」での事例や現状のワークプレイスの在り方について紹介がありました。コロナ禍のハタラクが首都圏などの都会においては「テレワーク」が日常の中で、最先端のIT技術を駆使し「対面に近しいハタラクを求めている」という話しもありました。
また「オフィスはどこに向かうのか?」がテーマのパネルディスカッションでは、KOKUYOの株式会社 佐藤氏とtoBeマーケティング株式会社 小池氏、河上森社長がパネラーとして参画しました。佐藤氏はオフィスを創る側の視点、小池氏と河上社長はオフィスを使う側の視点で進行していきました。企業規模、所在地、文化、成熟度といったフェーズにより、オフィスの役割も違うからこそ、今のオフィス環境を考えさせられる機会になりました。オフィスの持つ「公共性(パブリック)」の意味なども語られ、神社や教会といったシンボリックなものの1つでもあるのでは?という話しは興味深く、河上社長は最後に「会社が何の為にあるのか?という問いが、オフィスの意味や意義を追い求めることと同義に感じる」と皆さんに伝えました。
▼参加者感想
・管理グループ 山本 悠太郎
今回フクールフェアに参加して働く場所は1つではないことを実感しました。通常のオフィスの形もあれば、移動中のバスや電車、または銭湯などの待合時間中等、人と場所と時間さえあれば仕事は可能だという事を知りました。また、テレワークは利便性が高い面もありますが、空間や場所としての価値が欠如しているため、人との繋がりが損なわれやすいのだと考えました。よって分散されたオフィス(テレワーク)と集中したオフィス(職場)の両方のバランスが重要だと感じました。
・土木営業グループ 式庄 亜紀奈
「ワークプレイス」というキーワードをもとに開催された今回の講演会では、KOKUYO 佐藤氏がおっしゃった「結局、人はリアルが好き」という言葉が強く印象に残りました。オフィスが無くても働けるテレワークでの勤務形態により時間や場所にとらわれない働き方改革としてのニーズは増したものの、その反面、社員のメンタルヘルスの不調が問題となっているとのことでした。まさに現代を生きる私達が"ハタラク"を通してズームやチャットなどオンライン上だけでは味わえない「リアルな人間関係」を求めていると同時に、オフィスは社員のコミュニケーションの場としてコロナ禍でのオフィスの存在意義を考える貴重な時間でした。
左から 河上社長、小池氏、株式会社フクール 福崎氏、佐藤氏
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